整形は許されるべきかどうか

私の答えはYesだ。ただ、するかどうかを決めるのは本人であり、許されるべきかどうかという言い方は正しくないような気もするが。

あまりYesといいたくない事例は、例えば、整形を繰り返して、結果元の顔と全く違くなったとか。本人が幸せならいい理論と、親のことを考えろ理論があるだろう。

私自身、二か所の整形をしてみたいなと興味を持っている。

一か所は目、もう一か所は口元である。

まず目であるが、生まれ持った目は奥二重。ぱっちりとした奥二重だったらウェルカムなのだが、私は年を経るにつれ眼瞼下垂になってしまったようである。

この眼瞼下垂は、上の視界に常に皮膚がある、眠い、あげくは何事も頑張れないまでの災害を起こすはめになっている。

つまり、筋肉を失ったまぶたがたれさがって奥二重は跡形もなくまぶたの裏へと消え去り、三白眼がデフォルメなのである。

この目つきが人を怖がらせたり、メンチを切っているように思われたくないために、普段は無意識に目をすこーし見開く習慣がついている。疲れもたまる。

次に口元であるが、こちらは食生活のせいか遺伝のためか、顎が無くまぶたと同様筋力を欠いた舌が前歯を前進させ、自然には口が閉じられない。横顔も正直醜いほうだ。

別に自分の顔を嫌いと言い張るつもりではない。自分の目は好きな方であるし、日本人は顎がない芸能人も多いような気がするし。

だけど…つねに目を見開くせいで疲れること。写真映りがわるいこと。気を抜けば睨んでると思われるかもしれないこと。

気が付けば口呼吸になってしまうこと。横顔のアングルは写真を撮られるときあまりに醜かったらどうしようと怖いこと。

なにを問題とするか、なにを変えたいか、それはその人が決めることだ。

整形しようとしている人の周りがすべきことは、整形依存なのか依存でないのかを調べること。あるいはこれからなってしまわないか、様子を見ることだと思う。

まわりが必要ないと思っていることが、本人にとって一番重要な問題かもしれない。